曲のメロディーは
コードと同じく※
スケール(音階)の7つの音でできている。
※前回の記事「コードを覚える!」
さらに
メロディーはコードと関係している。
①ポップスでもクラシックでも、メロディーにコードの音を使うことが多い。
例えば
CコードならメロディーにもCEGを使う。
そうでない場合もある。
②メロディーにコード以外のスケール音を使う。
例えば
Cメジャースケールで
CコードのときメロディーにFを使う。
①では
メロディーとコードの音が同じなので、なじんでいて安心感を与える雰囲気
②では
メロディーがコードにはない音になるから、自然と緊張感を感じる雰囲気
ちなみに
①はコードトーン
②はノンコードトーン
と言われたりする。
メロディーに
①コードトーンを使って安心感を与えた後に
②ノンコードトーンを使って緊張感を作り出し
また①コードトーンに戻って安心させる
こうすると
曲の流れに動きや波を作ることができる。
【やってみよう!】
ピアノで曲を弾くとき
曲のコード進行を確認したら
メロディーはコードの音か、それともコード以外の音が入っているかを確認してみよう♪
こんな風にメロディーとコードの関係を意識しながら弾くと、
メロディーが覚えやすくなる!
ここまでは
曲はスケール(音階)の7つの音からできていて
コード、メロディーもその7つの音を使っていることについて話してきました。
このことが分かると、ピアノを弾くとき(他の楽器でも)
やみくもに楽譜を見て弾くよりも弾きやすくなります。
楽譜を見るときや曲を理解するときのヒントになります。
次回からは
スケール(音階)について
掘り下げて書きたいと思っています。